《企画書》日本アニメ検定試験
1.きっかけ
「このアニメにもっと早くに出会いたかった」
「世間的にオタクって言われるのはどのラインからなんだろう」
この企画をスタートさせようと思ったのは、こういった友人たちの言葉でした。
2.目的
ここ数年、日本のアニメーションの社会への浸透には目を見張るものがあります。もはや「アニメは子供が見るもの」ではなく、世代を超えて楽しむことができる娯楽としての地位を獲得したといえます。
日本アニメ検定協会は、検定試験を通じて、日本のアニメーション文化に対する知識・理解を深め、これを広く普及することをを目的とします。
受験者は、検定試験の受験により、日本のアニメーションに幅広く触れる機会を持つことができます。
また、受験者は、日本のアニメーションに対する理解について、一定の客観的な評価を得ることができます。
3.試験内容(変更の可能性あり)
検定試験では、基礎的な日本のアニメーションに対する知識・理解を問う問題が出題します。
試験形式は、4択問題です。日本のアニメーションに対する知識・理解を幅広く問うために適当であると考えられるからです。
問題数は100問、時間は1時30分程度を予定しています。問題数が多すぎると敬遠される一方、少なすぎると広い範囲をカバーすることができないからです。
出題範囲は、その年に放映されていた日本のアニメーションとします(ただし、実施回数を年2回とし、春夏・秋冬の2分割も視野に入れる)。過去のアニメにまで遡るとなると、1度の試験で実力を測ることは難しいと考えられるからです。
受験者は、検定試験で一定以上の成績をとることで、「日本アニメ検定試験合格証」を授与されます。
3.実現に向けて
この企画を実現するためには、(1)問題の作成、(2)検定試験の周知が必要となります。
(1)の問題の作成については、アニメーションを視聴し、日本アニメ検定協会員が作成します。問題のテンプレ化、作業の分担化により効率よく問題を作成することができると考えます。
(2)の検定試験の周知については、SNSやツイッターの利用、コミックマーケットへの参加を予定しています。検定試験は、どの程度一般にに周知されてい るかによって、その価値が決まるといっても過言ではありません。ここが、本企画を実現するための1番のポイントとなります。
4.結び
これ以前に、アニメーションを含むオタク文化についての検定試験は実施されています。また、ネット上にもそのようなものが多く見受けられます。
私もそのうちいくつかを受験しする機会がありました。
しかし、現在では試験が行なわれていなかったり、その周知が十分でないために、これといったものが定まっていないのが現状です。
このような現状を打破し、さらに日本のアニメーションを普及させ、多くの人が日本のアニメーションを楽しむことの一助になれればと思います。
この企画に協力したいという方がいましたら、ぜひご連絡ください。